約 4,399,730 件
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/222.html
アストニシアストーリー part70-88 88 アストニシアストーリー 2016/07/24(日) 23 37 35.91 ID pBUjdIP80 ルデルブルグの宿屋で目覚めるロイド・フォン・ロイエンタルだが、既に予定時間が遅刻寸前となっている。 急いでお城へと向かうロイド。「カイナンの杖」の授与式を終えてレンス・騎士・兵士の3名を加えて出発するロイド。 だが、その途中敵の奇襲を受けて死亡するレンス。 生き残ったロイドは気を取り直してカイナンの杖を取り戻す旅に出る。 山賊との戦い、ブルーディープ山、レンジャス村の屋敷焼却、モンク寺院、ミディアラ村、スルレイドムサン地下神殿、 様々な出来事を経てイルレーヌ、レンダルプ、レジャイル、ロドッグ、アクラが仲間になる。 シューナイ砂漠南東の森でドライデンと遭遇するが、レジャイルはドライデンと決闘するが、相討ちとなり、肉体ごと焼き尽くされる。 レジャイルを失った悲しみを越え、ベルマイヤー港都市からハルケン村へと旅する。 しかし、ハルケン村は既に滅ぼされており、ジーナスだけが生き残っている。 長い旅の末、ガンベルグ要塞に到着したロイド達。 アクラが最終戦の前に自分の身を賭して水晶を破壊し、ブリムヒルトと共に死亡する。 カイシラクが復活し、最終決戦が始まる。 何とかカイシラクを撃破するロイド達はついに「カイナンの杖」を見つける。 レジャイルや執事の死による悲しみと孤独を恐れるイルレーヌ。 ロイドはイルレーヌと結ばれる。 ロイド達のその後を見て終わり。
https://w.atwiki.jp/sirotodoragonjp/pages/10.html
ここはこのwikiの管理人、議論のストーリーを見るところです!議論はよく裏切りや友情、絆などを仲間とともに作っていきました(`・ω・´) では、始まり始まり。 #1 怒羅覇 あるところに、うーしぃー教というグループがあった。 うーしぃー教にカッチャンキングというユーザーがいた。 しかしある日突然、カッチャンキングが裏切り、フレンドを全削除。うーしぃー教の誰ひとりもその状況を理解できなかった。 そこでとある一人のユーザーが、カッチャンキングを倒す計画を立てていた。 それが、議論である。 カッチャンキングは、グルを潰すグルチャ、怒羅覇を作っていた。 議論は迷惑グルを潰すことが役目、つまり、怒羅覇を潰そうとした なので、怒羅覇に対抗するグル、正羅覇が作られた。 「正義は必ず勝つ。」その言葉通りに、議論が勝利し、怒羅覇は潰された。 そのあと、反省しているのかBANされているのかわからないが、カッチャンキングはログインをしなくなった追記 11/14ログインしていた これが議論ストーリーの始まりである。 #2 議論内閣 正羅覇が評価される中、グルチャでは過疎化が進んでいた。 議論は過疎を気にしている暇はなく、Hチャ潰しをしていた。 そこに、ある一人が正羅覇に依頼をする。 「自分のグルのアンチグルができているから、アンチグルの犯人を特定してほしい」と依頼しに来た。 以来の次の日。水龍組に犯人と思われる人物が現れ、犯人を追放してこの依頼は終わった。 そのあと、水龍が、正羅覇なんて詐欺だ。と言い出す。議論もさすがに怒り、アンチグルを書いたりする、第一次喧嘩大戦がはじまる。 最終的に和解し、正羅覇と同盟を組むことになった。 #3 失敗 同盟の数日後、議論のアンチグルができてしまった。 これはいけない、と議論、はやと(水龍)は思い、アンチグルを潰しに行くことにした。 グルの名前はは、議論敗北者roadという名前だった しかし、相手はとんだ屁理屈が強いホストで、埒があかないと二人は思い、退散した。 議論にとって初の失敗だったため、相当悔しかっただろう。 #3.5 議論のツイッター これは余談です()飛ばしてもOK https //twitter.com/gotomikutensei ↑が議論のTwitterである。 ☟議論のアイコン 某ウマ娘キャラクターである。 次のアイコンは☟になると思われる 画像 https //www.pixiv.net/artworks/91582379 議論は2000フォロワーもいる人気アカウントである。 本人曰く、今年中に絶対にフォロワー3000人行くと言っている。 (順次追加)
https://w.atwiki.jp/amagami_p4/pages/13.html
ストーリー紹介 輝日東高校に通う ごく普通の高校生、主人公橘純一。 高校生となってから2度目の春を迎えた彼に 衝撃的な出来事が起こります。 そしてある日、彼の身の回りに常識では理解しがたい不可思議な出来事が起こります。 その出来事が起こった間もなく、幼馴染の梨穂子が突如姿を眩ませた・・・
https://w.atwiki.jp/monsterstrike/pages/4.html
ストーリー・世界観 ストーリー・世界観ストーリー ストーリー ストーリーについて記述
https://w.atwiki.jp/thbr/pages/4.html
ストーリー・世界観 ストーリー・世界観ストーリー ストーリー 神々が恋した幻想郷に魔神現る!
https://w.atwiki.jp/vipper_fantasm/pages/11.html
1 ◆pxKCJ4OLgg曰くストーリー やる夫、異世界で目が覚める。 目覚めたのは貧しい騎士家、亡き当主の部屋のベッド。 執事のじじいが発見し、大号泣&大混乱。 色々と事情を聞く ↓ 死んだ、自分とそっくりな前当主がいたとのこと。 亡くなったばかりらしく、皆生き返ったと信じている。 只一人男装執事だけ別人と見抜く(やる夫の理解者となる) 家が途絶えかけたということで他の従者達は皆辞めたらしく お家復興を成り行きで背負わされたやる夫。 ↓ 一応王立騎士団のはしくれなので、王族に報告。 当然美少女の姫登場。 今後は騎士団の任務として海賊退治や魔物退治などイベントを 行いつつ、そこで出逢う美女や美少女に都合良く好かれ、囲っていく。 このへんメインか? ↓ クライマックスで死んだはずの当主本人登場 混乱する仲間達。(特に執事)やる夫は身を引こうとするが、実は黒幕がいて…… 本人?と対峙するやる夫、一連の決着を付ける。 ◆bSNRSNzzgU曰く序盤 なにか、すごく眩しいもので意識が覚める。 眠っていた意識を一瞬で覚醒させるほどの綺麗なまぶしさ、それは眩しいというよ りも神々しい。 その光で、自分が眠っていたことをようやく理解した。 「ん、んー」 目を開ける。 「お目覚めになられましたか……」 寝ぼけた体で声の主を見る、そこにはいかにもというべきな、白髪で顔立ちの整っ た、執事なお爺さんがいる。 自分の服はいつも通りだが、視界に映る全てがいつも通りじゃなかった、木製の椅 子と木造の壁、それらが独特の世界を作り出し、自分自身を混乱させしまう。 訳が、分からない。 「あの……どうして俺は……」 あまりの唐突さに、言葉すら形を成さない、しっかりとゆっくりと眠りについたは ずなのに。 「山中で倒れているのを偶然見かけたので」 倒れている? 整理しよう、落ち着いて。 つまり、俺が寝たときに何かがあった、そんな冗談めいた奇想しか思いつかない自 分に少し呆れた。漫画で読んだことがある、ある日、目覚めれば見慣れない世界。 今の自分はまさにそれだと思い込んでいいのだろうか、思い込めればどれだけ楽だ ろう、こんなことあり得ないと理性が頑なに否定する。 「ですが……本当に似ていらっしゃる」 ふと、俺の思考を止めるように、執事が呟いた。 「似てる……?」 「ええ、つい先月亡くなられた旦那様に瓜二つでして……屋敷に連れてきたときは 、皆様生き返ったと言うほどでした。ですが、どれほどまでに似ていても、貴方は旦 那様ではありませんね」 勿論だ、俺はこんな場所も、執事も、記憶には無い。 故に、きっぱりと「はい」と返事をした。 「やはり、そうでしたか……」 それほどまでに、この執事はその主人に思い入れがあったのだろうか、今の俺には それを理解する必要は無く、ただこの場所がどこなのか知りたい。 「それと、ここってどこですか?」 自分自身の適応力にぐうの音が出るかと思った、それくらいにこの状況は否定する べきで、今すぐに日常に戻らなければならないのに、自分自身は執事との会話に慣れ 始めていた。 「ここ、ですか。ここはVIP村(仮)にあるやらないお家(仮)です、あまり発展して いるとはいえない普通の村ですよ」 聞きなれない地名だった、断定は出来ないが自分のいた世界だとは信じれない。 「見たところこの国の者ではなさそうですが」 執事は俺の服を、可笑しそうに見ていた、なら互いにそれなりの対応は出来るだろ う。 「はい、異世界から着ました」 執事は面を食らったように唖然としてしまった、あまりにも無茶が過ぎただろうか。 「はあ、異世界ですか……理解できないとは断言できませ んが……」 とりあえず、説明しよう、俺がいた世界の事とか、分かる程度に。 もしドッキリだったら?笑ってごまかしてやるよ――。
https://w.atwiki.jp/bdffbdfts/pages/33.html
※重大なネタバレがあります。見たくない人のために下の方に表示しております 終章 嘘つきエアリー 5章~8章でクリスタルを破壊するとこの章へ突入する。 6章・クリスタル3つ解放後に破壊すると、それ以前に破壊した時よりも演出や台詞が増える。ストーリー重視なら、6章の最後のクリスタルを破壊してこの章突入すると自然な流れになる。 サブシナリオは、直前の章のサブシナリオが引き継がれる。 終章でサブシナリオをクリアすると、直前の章の同じサブシナリオもクリアした扱いとなって消滅する。(クリアデータでも) クリスタル 前の章でクリスタルを破壊した場所でイベント戦闘。 エアリー 名称 HP 弱点 アビリティ pq Exp jp アイテム アスタリスク エアリー 150000 火 緊縛重殺 - - - 盗:-落:- - ※BDFFではHP100000 強制敗北戦闘。負けてもゲームオーバーにならない。3ターン目の「重殺」で必ず全滅する。 たとえHPを0にしても、即座にイベントが発生して全滅する。 アイテムは持っていない。しかもこの直後、全回復するので、好きにしていい。 この後、すべてのクリスタルが解放済みの状態になる。外海への着水が可能となり、クリスタルの解放が条件となっているイベントも発生する。 破壊した場所のクリスタルは、祭壇から見ると消滅している。 闇のオーロラ ノルエンデ渓谷の大穴のあったマップに魔法陣が出現している。 これに入ると闇のオーロラに行ける。 高台でイベント、闇のオーロラに進入した際にイベント。 7F奥から暗黒の祭壇へ。 宝箱 場所 備考 セーフティリング 1F ラストエリクサー 1F ラミアのティアラ 2F ブラックベルト 2F 命の指輪 2F ラストエリクサー 3F 心の指輪 3F ブラッドソード 6F ローブオブロード 6F 金の髪飾り 4F リボン 4F イージスの盾 5F リリスのロッド 5F ブレイブスーツ 5F イベント後、エアリーと2連戦。間にメニューは開けないので、念入りに準備を。 ただし1戦目が戦闘終了すると、補助・弱体効果・BPなどはすべて戻る。 「自己修復」「戦闘後MP回復」有効。 倒すとエンディング、スタッフロールへ。 見た目が変化する装備「巫女の祈祷衣」(アニエス専用のほう)を入手。 エアリー(幼虫) 名称 HP 弱点 アビリティ pq Exp jp アイテム アスタリスク エアリー 100000 火 緊縛重殺激減スパイクガード - - - 盗:-落:- - 各攻撃について緊縛・・・全体にストップ。 重殺・・・10HITする全体ランダム物理攻撃+毒付与。BPを消費する 激減・・・毒状態のキャラがいると使用。毒状態のキャラにのみ物理攻撃。 スパイクガード・・・物理攻撃カウンター。物理攻撃を仕掛けると反撃される。数ターンで解除。魔法には効果なし。 ストップ・毒(+次の戦闘のために魅了)の耐性をつけて挑みたい。導師の「妖精の加護」も有効。 特にデスペル係には時魔道士Lv7「ストップ無効」をつけておくといい。 炎が弱点なのでファイガや魔法剣ファイガ、炎属性の武器を。種族は蟲なので「ムシキラー」でもいい。必殺技を炎属性&蟲特効にしておくと大ダメージ。 HPが10%以下に減ると戦闘終了、第二形態へ。 エアリー(蛹) 名称 HP 弱点 アビリティ pq Exp jp アイテム アスタリスク エアリー 75000 火 ブリザガ(全体)エアロガ(全体)クエイガ(全体)サンダガ(全体)フレア(全体)ダーク(全体)アケディアルクスリアイラ回復 0 60000 999 盗:-落:- - 2ターン目?味方が行動するたびにそれぞれエアリーと会話イベントが発生する。 各攻撃についてアケディア・・・全体にデスペル+全属性弱点化 ルクスリア・・・は全体に魅了 イラ・・・単体にバーサク。 HP0にしたとき起きるイベントの「回復」は、9999と出るが実際は全回復(75000)しているので注意。 HP75000×2回で合計15万減らすことになる。 ロケットで魅了を防ぎ、「大精霊の加護」でアケディアの属性弱点化を打ち消せばある程度楽になる。 補助系や魔法剣はどうせすぐデスペルされるため当てにできない。 BDFtSではHP99999に増加。50000以下に減った時点で強制的にターンに割り込まれ「回復」(数字の表示が修正。回復量も最大HPの増加に合わせ99999に) 再度50000以下に減らすとエアリーのセリフイベント。そのまま0にすれば戦闘終了。 最大HPは増えたが、最初の削り50000+全回復で99999=実質HP150000余りとなり、ほぼBDFFと同等である。 【クリア後】 エンディング後にセーブすると「新たな可能性を求め、引き続きお楽しみください。」という別ルート(真終章)をにおわせるメッセージ。 そしてアニエスが「巫女の祈祷衣」を装備可能になる(「巫女の祈祷衣」入手。初回のみ)。 ロードすると終章に突入した章のクリスタル破壊前から再開 になる。 クリアしたサブイベントは復活しない。 破壊前に解放したクリスタルは解放済の状態で再開する。 以前の章には戻れないので、図鑑の人物のページを埋めたい人やサブイベントを全部消化したい人は要注意。 BDFtSではイベントビューワーのメインシナリオに「終章エンディング」が追加される。 これは真終章のエンディングとは内容が異なり、イベントビューワーでも別々に登録される。
https://w.atwiki.jp/byoukoimemo/pages/21.html
ストーリーチャート オープニング 事務室 →書類提出。なくてもいいけど操作感に慣れておくつもりで。 廊下 →分岐:HR教室含む3か所訪問 最初のクラス分けによりイベント変化。必ず1回は戦闘。 廊下2 →何かしらある。まだ考えてない。 巨大ひつうさの襲撃とか…? EDに向けてのミッション提示。
https://w.atwiki.jp/aycs/pages/24.html
あやちさを理解する上でPalettes*Palettesのバンドストーリーはとても大きな存在になっている。 あやちさストーリーと言っても過言ではない為、入門時には必修ともいえる。 第1話 演奏しないアイドルバンド 第2話 思った通り、美人ね 第3話 アイドル、新鮮ですっ 第4話 消えた演奏 第5話 私が信じるべきもの 第6話 新しいパスパレになろう 第7話 ルンっとくる特訓 第8話 新たなトックン 第9話 私の選んだ道 第10話 努力で夢は叶うわけじゃない 第11話 未知数の存在 第12話 再スタート 第13話 重なる声 第14話 私らしいアイドル 第15話 今日から、ここから 第16話 目指す先は同じ 第17話 あなたなら、どう進む……? 第18話 私らしく 第19話 もう一度、チャンスをください! 第20話 本物の「アイドル」
https://w.atwiki.jp/vip-yuri/pages/11.html
田舎娘の私は今日で卒業。今日からは晴れて魔法使い! ……のたまご 国内でも随一といわれる、魔法学園に転入できることになった私 転入に喜ぶのも束の間。いきなり、魔法の試験を行うことに しかも、誰かとペアを組んで試験をうけなくちゃいけない。うーん、責任重大…… だけど、気になるあの人とペアを組めるなら、そんな試験も楽しくなるかなあといろいろ妄想したり 泣いても笑っても、あと一週間! それまでに無事にペアを見つけて、試験に合格しなくちゃ田舎に逆戻りだよ…… なにはともあれ、頑張るぞお~! ショートストーリー 『魔法学園』 やっと……やっと来たんだなあ……。 しみじみと年季の入った銘板を見つめながら、自分の頬をつねり夢でないことを再確認する。 ここは国内でも随一の魔法学園。多くの優秀な魔法使い達を産み出しては、世に送り出している。 そんなすごいところに私のような田舎娘が転入できることになったなんて、まるで夢のよう。 「思えば結構苦労したもんね……」 つい先日までいた故郷の農村を思い出し、そこで勉学に魔法の練習にと励んだ自分が早送りで思い出される。 「お父さんまだ泣いてたりして」 最後の最後まで泣きながら転入に反対していたお父さんの顔を思い出し、悪いと思いながらも笑いがこぼれてしまう。 「あははっ、と笑っている場合じゃない。何事も始めが肝心っ。気合入れていかなきゃね」 ぐっと、握り拳を作り気合を入れる。こんなところ誰かに見られたら恥ずかしいわけだけど、まだ通学の時間より幾分早くほとんど生徒の影は無い。 というのも、なんでも事前に校長先生から説明があるそうで、少し早めに来るようにいわれているからだ。 高鳴る胸の鼓動が、自分が緊張しているのだということを教えてくれる。 期の途中からの転入で、周りは知っている人はいないけれど今更そんなことはいっていられない。 「すぅ~~~はぁ~~~。よーし、いくぞー」 校門をくぐる。一見すると普通の校舎にしかみえないが、校舎を中心に漂う魔力がここが魔法学園だということを再認識させる。 一歩一歩とぎこちない足取りで、校舎への道を踏みしめていく。 まるでそんな私を歓迎するかのように、どこからともなくきれいな弦楽器の旋律が耳に入ってくる。 優しい……それでいて懐かしくもあり……寂しくもあるそんな曲……。 その曲になぜか体が反応し、私の足は歩みを止めていた。なんだろうこの気持ち。 誰が弾いているんだろう。音の出所を探る。 校庭? 誰もいない……。 校舎? 誰もいない……。 屋上? ……!? 遠くて細部まではわからいけれど、そこには一人の女の子が凛とした佇まいで楽器を奏でていた。 バイオリンだろうか? よく響く音があたりを包み、彼女の周りに独特の空気を産み出している。 私は学園のことも忘れて、ただただ聞き入っている。なにがそうさせるのか、自分でも分からない。 眼を閉じ、もやもやした気持ちの原因を探ろうとしたその時 「え……?」 その演奏は突然に終わりを告げる。 慌てて眼を開く。しかし、先ほどまで少女がいたその場所には、すでに誰も見当たらない。 誰だったんだろう? 学園に入ったときの胸の高鳴りとは違う種類のものが、私を支配していた。 キーンコーンカーンコーン 「あっ!?」 慌てて時計を見る。うわっ!? もう先生との約束の時間までほとんどないよ。 さっき気合を入直したばかりだというのに、このままでは初日から遅刻してしまう。 うーん。なりふりかまっていられない状況。こうなったら……。 私は全力で校長室に向かってダッシュした。 試験に関する注意事項 1.受験は必ず2人1組で受けましょう。 2.登録日までにパートナーを見つけられなかった場合は受験資格を失うことになります。 3.試験期間中は時間割が通常授業とは異なりますので注意してください。 パートナーは必ずしも同学年の生徒である必要はありません。先輩後輩の垣根を越えて交流が持てる良い機会ですので、積極的に声をかけてみるとよいでしょう。 「説明は以上です。後は先ほど渡したプリントに書いてありますので、きちんと目を通しておいてくださいね」 「はい、わかりました」 「編入して早々試験というのも大変でしょうけど、そんなに難しい内容ではないですから」 あまり気負いせずに、と校長先生は笑いかけてくれたけれど……。 ……どうしよう。私の頭の中はパニックでいっぱいだった。 これがただの筆記試験なら私だってそんなに深刻にならずにすんだんだけど……。 「今年の試験内容は、ずばり愛です」 「あ、愛、ですか……」 ペアを組んでの試験。私の頭の中には、先ほど屋上に見かけた女の子の影がちらついていた。 『試験まであと一週間』